家族のカレンダーで iCal 購読を使う方法
学校から配られた紙の予定表を見ながら、日付をひとつずつスマートフォンに打ち込んで 20 分溶かしたことがあるなら、この話が何を解決するのかは、もうわかっているはずです。
学校、スポーツクラブ、公民館、習いごとの教室は、どこも予定表を公開しています。その多くは iCal フィードという形で公開されています。今どきのカレンダーアプリならどれでも読める、標準のカレンダー形式です。ところが、そういうフィードがあること自体を知らないまま、結局は手で打ち込んでいる人がたくさんいます。
購読すれば、その作業はまるごと要りません。学校やクラブから URL をもらい、カレンダーアプリに一度だけ貼り付ければ、その予定表に載っている行事がすべて出てきます。予定が変わったときは、その変更も一緒に届きます。
iCal フィードとは何か
iCal(.ics ファイルの中身にあたる iCalendar 形式)は、ほかのアプリでも読めるようにカレンダーのデータを書き表すための標準です。iCal フィードとして公開されたカレンダーは、購読した人に予定の流れを読み取り専用で届ける URL のことです。
「読み取り専用」であることには意味があります。購読したカレンダーの予定は編集できません。自分のものではないからです。予定は発信元から来ていて、発信元が変えたときに変わります。こちらは購読する側であって、編集する側ではありません。
実際にどうなるかというと、学校のカレンダー、クラブの試合と練習の予定、子どもの習いごとの日程が、1 件も入力しないまま自分のカレンダーに並びます。
iCal の URL はどこにあるか
家庭で使える iCal フィードの、よくある出どころです。
学校や教育委員会のサイト。 地域全体の予定表や学校ごとの予定表を iCal フィードで公開しているところは多くあります。カレンダーのページにある「購読」や「カレンダーに追加」のボタン、あるいは .ics で終わるリンクを探してください。
スポーツクラブ。 子ども向けのスポーツクラブでも、試合や練習の予定をフィードで出すところが増えています。クラブのサイトか、そこが使っている日程管理のサービスを確認してください。TeamSnap、SportsEngine のようなサービスは、どれも iCal での書き出しに対応しています。
公民館や習いごとの教室。 図書館、公民館、習いごとの教室が、講座や催しの予定をフィードで出していることもあります。
仕事のカレンダー。 Google カレンダーも Microsoft Outlook も、自分のカレンダーを iCal フィードとして配ることができます。
公開されたリンクが見つからないときは、学校や団体に直接メールで聞いてみてください。用意できるのに案内していないところは、たくさんあります。
Google カレンダーで購読する方法
パソコンの calendar.google.com で。
- 左側の「他のカレンダー」を見つけ、その横の「+」をクリックします
- 「URL で追加」を選びます
- フィードの URL を貼り付け、「カレンダーを追加」をクリックします
そのカレンダーが「他のカレンダー」の下に現れ、予定が画面に並びます。フィードを読み直す間隔は Google が自分で決めていて、変更を拾うまでに何時間もかかることがあります。手動で更新するボタンはありません。
Apple のカレンダーで購読する方法
iPhone や iPad では、設定 →「カレンダー」→「アカウント」→「アカウントを追加」→「その他」→「照会するカレンダーを追加」と進み、URL を貼り付けます。(新しめの iPhone では、カレンダーの設定は 設定 →「アプリ」の下にあります。)
Mac では、ファイル →「新規カレンダー照会」で URL を貼り付けると、更新の頻度を聞かれます。5 分ごとから 1 週間ごと、あるいは更新しない、まで選べます。よく変わる予定表なら、短い間隔にしてください。
Outlook で購読する方法
ブラウザ版の Outlook では、カレンダーを開き、「カレンダーを追加」→「Web から購読」と進みます。URL を貼り付け、カレンダーに名前をつけて保存します。Outlook は定期的にフィードを読み直します。
Homsy はどこに当てはまるか
Homsy は iCal フィードに対応していません。貼り付ける URL もありませんし、アプリの中に購読の一覧もありません。
Homsy がやるのは、接続した Google カレンダーから予定を取り込むことです。メンバーが自分の Google アカウントをつなぎ、カレンダーを 1 つ選ぶと、その予定が家族のカレンダーに写り、家庭の全員が見られるようになります。これは Homsy Pro の機能で、流れは一方通行です。Homsy から外に出るものはありません。Google にも、ほかのどのカレンダーアプリにも届きません。
だから、学校やクラブの予定表を使う正直な道は 1 本だけです。それを Google カレンダーで購読し、その Google カレンダーを Homsy につなぐことです。設定を始める前に知っておく値打ちがあります。メンバーがつなげる Google カレンダーは 1 つだけなので、その予定表は本人自身のカレンダーと席を取り合います。
色分けした家族カレンダーの記事が、家族のカレンダーでメンバーごとの色がどう働くのかを扱っています。共有のカレンダーをゼロから整えるなら、家族カレンダーの作り方が手順をひととおり案内します。
よくある質問
Homsy はカレンダーのフィードを購読できますか
いいえ。Homsy は iCal フィードに対応していません。ICS や webcal の URL も同様です。メンバーごとに 1 つの Google カレンダーから予定を取り込みます。これには Homsy Pro が要ります。学校の予定表を Homsy に入れたいなら、それを Google カレンダーで購読し、そのカレンダーをつないでください。
購読したカレンダーはどれくらいの頻度で更新されますか
アプリによります。Google は自分の決めた間隔で購読中のフィードを読み直し、何時間もかかることがあります。Apple のカレンダーは、Mac なら間隔を選べます。Outlook は定期的に読み直します。どれも即時ではないので、購読した予定表は「1 分以内に最新」ではなく「1 日以内に最新」だと思って扱ってください。
購読したカレンダーの予定を自分で編集できますか
できません。フィードはどのアプリでも読み取り専用です。予定は公開している側のもので、変更はもとのところで入れてもらうしかありません。自分の情報を足したいときは — 相手の会場の住所、誰が車を出すか — 別の予定として作ってください。
iCal の購読と、カレンダーの読み込みは何が違いますか
読み込みは予定を一度だけ写す操作で、そのあと発信元で変わったことは届きません。購読はつながりを保ちます。もとのカレンダーが更新されると、次に読み直したときにアプリがその更新を拾います。
学校が iCal フィードを出していないときはどうすればいいですか
聞いてみてください。用意できるのに案内していない団体はたくさんあります。本当にないのなら、日付を手で入れるしかありません。学期のはじめに一度だけ、紙の予定表を見ながらまとめて入れてしまいましょう。