Homsy

色分けした家族カレンダーが、すべてを変える理由

文: Ziggy · 更新: 2026/9/7 · 1 分で読めます

予定がすべて同じ色で並んだ、共有の家族カレンダーを思い浮かべてください。仕事の打ち合わせ、学校のお迎え、歯医者の予約、サッカーの練習、食事の予約。どれも同じ青か灰色です。どれが誰の予定かを知るには、いちいち押して中身を読まなければなりません。

今度は同じカレンダーで、自分の予定が青、パートナーの予定が緑、子どもたちの予定がオレンジと紫になっているところを思い浮かべてください。もう何も押す必要はありません。火曜のところを見るだけで、その場でわかります。朝は青の打ち合わせ、2 時に緑の歯医者の予約、4 時にオレンジのサッカー。家族の一人ひとりにとってその日がどんな形になるのかが、3 秒もかからないうちに頭に入ります。

これが色分けのもたらす違いです。共有カレンダーを、予定の山から読めるものに変えます。

共有カレンダーの、情報設計の問題

自分の予定だけをカレンダーに入れているうちは、色はあまり関係ありません。どれも自分の予定だとわかっているからです。色はただの飾りです。

ところが家庭でカレンダーを共有すると、色そのものが意味を運びはじめます。そのカレンダーは、違う 4 人の予定を重ね合わせて見せているからです。目で見分ける手段がなければ、カレンダーを見るという行為は、ただの一覧を読む作業になります。予定を一つひとつ頭の中で処理して、それが誰のもので、家庭にとって何を意味するのかを、そのつど理解しなければなりません。

色分けは、この問題をほとんど頭を使わずに解いてしまいます。人の脳は色をその場で見分けます。文字を 1 つも読まないうちにです。家庭の一人ひとりに自分の色があれば、その週の予定を、簡単な図表を読むのと同じやり方で読めるようになります。形を見分ける力が、かわりに仕事をしてくれるのです。

カレンダーが混んでくるほど、これは効いてきます。週に予定がいくつかしかないカレンダーなら、色があってもなくても読めます。ところが学期中の 4 人家族のカレンダー — 仕事、学校、習い事、いくつもの予約、そしていろいろなところから入ってくる予定 — は、色分けなしではほとんど読めたものではありません。

Homsy の色分けのしくみ

Homsy は家庭のメンバーそれぞれに色を割り当て、その色が共有カレンダーのすべての予定に適用されます。週表示でも一覧表示でも、色のついた予定が見えます。

設定にかかるのは 30 秒ほどです。家庭のメンバーそれぞれの設定画面を開いて、その人の色を選びます。それだけです。あとは、その人がすでに入れている予定も、これから入れる予定も、すべてその色で表示されます。

メンバーごとの色分けは、用意してあればホーム画面のウィジェットにもそのまま届きます。ウィジェットは今日の予定を、それぞれに割り当てられた色で表示します。ですからアプリを開かなくても、家庭のその日の姿がひと目でわかります。

うまくいく色の選び方

色を選ぶときの、実際に効くことをいくつか。

見分けられる色を使う。 予定が重なりやすい人どうしには、似た色を避けてください。青と青緑は明るい背景ではどちらもよく見えますが、混んだ週表示を目で追うときには、はっきりした違いが効きます。差の大きい色にしてください。

それぞれに自分で選んでもらう。 大きな子どもや、アプリを使うパートナーがいるなら、色は本人に選んでもらってください。「自分の色」を持つことが、小さくても本物の、この仕組みへの参加の感覚を作ります。

家族全体の予定のために、別の色を 1 つ取っておく。 全員に関わる予定 — 家族旅行、季節の集まり、みんなで行く予約 — のために「家族」の色を用意しておくと便利だ、という家庭もあります。そうしておけば、そうした予定を、誰か一人の個人の予定と目で見分けられるようになります。

簡単にしておく。 4 色か 5 色なら、とても読みやすくなります。8 色は難しくなります。大きな家庭なら、子どもたちを 1 つか 2 つの色にまとめるか、まとまりごとに近い色合いで分けることを考えてください。

色分けと、外部のカレンダー

Homsy は iCal フィードに対応していません。メンバーごとに 1 つの Google カレンダーから予定を取り込みます。これは Homsy Pro の機能で、取り込まれた予定はほかのものと並んで家族のカレンダーに載ります。

ですから学校やスポーツの日程も混ぜたいなら、まず Google カレンダーでそのフィードを購読してください。iCal の購読の解説が、Google、Apple、Outlook のカレンダーでのやり方を扱っています。

色分けを、カレンダーの外でも生かす

Homsy の色分けはカレンダーの画面だけにとどまりません。家庭の全体像や 1 日のまとめを見るときにも、色分けのおかげで、活動と責任がひと目で誰のものかわかります。誰の家事が期限を迎えているのか。誰の予定がこれから来るのか。

これがとくに効いてくるのは、一人がほかの人のかわりにカレンダーを回しがちな家庭です。カレンダーが見ただけで語ってくれるようになると、予定を説明して伝えるという負担そのものが減ります。誰かに一つひとつ案内してもらわなくても、家族が自分でカレンダーを見て、そのまま理解できるからです。

共有カレンダーの全体の動きについては、家族カレンダーの設定の解説が仕組みをひととおりたどっています。


よくある質問

Homsy で、メンバーごとに違う色を割り当てられますか。

割り当てられます。家庭のメンバーそれぞれに固有の色がつき、その人の予定はすべて共有カレンダー上でその色で表示されます。色は各メンバーの設定で決めたり変えたりできます。

色分けは週表示と一覧表示の両方に効きますか。

効きます。Homsy では両方の表示で色分けがそろっています。どちらの表示を使っていても、自分の色は自分の予定についてきます。

購読している iCal のカレンダーに、それぞれの色をつけられますか。

つけられません。Homsy は iCal フィードを購読しませんので、色をつける対象となる購読中のカレンダーがそもそもありません。色は家庭のメンバーごとにつき、共有カレンダー上のその人の予定に適用されます。