本当に続くルームメイトの家事当番表の作り方
2 週間だけ続いた当番表
覚えがあるはずです。誰かが家事の当番表を作ろうと言い出しました。自分だったかもしれません。全員が賛成し、何かを打ち込んで、冷蔵庫に貼りました。2 週間ほどは、本当にうまくいきました。そのうち片方が忙しくなり、次にもう片方が忙しくなり、今週の掃除機の当番が誰だったか誰も思い出せなくなり、当番表は静かに冷蔵庫の壁紙になりました。
これは意志の問題ではありません。設計の問題です。ルームメイトの家事当番表の多くが失敗するのは、人が無責任だからではなく、当番表そのものが漠然としすぎているか、きつすぎるか、忘れやすすぎるからです。
本当に続く当番表を作るには、人がこうあってほしいという姿ではなく、人が実際にどうふるまうかを、もう少していねいに考える必要があります。
多くの当番表が失敗する理由
新しい仕組みを作る前に、よくある形の何がまずいのかを知っておく値打ちがあります。
漠然としすぎている。 「台所 — Alex」では、「台所」が何を指すのか誰にも分かりません。床拭きは入るのか。コンロの裏は。電子レンジの中は。基準があいまいだと、人は最低限しかやりませんし、基準の高いほうに不満が残ります。
きつすぎる。 決まった曜日に決まった作業を求める当番表は、現実の暮らしを見ていません。火曜が Alex の掃除機の日で、その日 Alex の仕事の締め切りが深夜まで続いたなら、掃除機はかかりません。そして 1 週目にして、当番表はもう壊れています。
守られているかを見る層がない。 冷蔵庫に貼った紙や共有の書きものには、やられていないことに気づくしくみがありません。作業がすき間から落ち、問題が目に見えるようになるまで誰も気づきません。
全員が納得していない。 片方が当番表を作り、もう片方がそれに合わせただけなら、共有の持ち場にはなっていません。片方が責任を感じ、もう片方が「付き合ってあげている」と感じるリストがあるだけです。
続く当番表の作り方
作るところに全員を入れる
片方のほうが整理が得意でも、当番表は一緒に作るべきです。ルームメイトそれぞれに、自分が実際に気づいて気にしていることを挙げてもらってください。やられていないと嫌なのは何か。その会話でたいてい、誰の基準を土台にしているのかが見えますし、二人とも自分のものだという感覚を持てます。
作業を具体的に決める
それぞれの作業について、「終わった」がどんな状態かを書き出してください。「浴室」ではなく、便器と洗面台と鏡を掃除する、床を拭くか磨く、ものを片づける、切れかけている消耗品を補充する、というところまで。具体的にするのに 5 分よけいにかかりますが、その先何か月分ものあいまいさが消えます。
時期には自由を、結果には自由を与えない
決まった曜日を割り当てるのではなく、1 週間の幅を割り当ててください。浴室は日曜までに掃除する。ゴミは収集日の前に出す。掃除機は 7 日のあいだのどこかでかける。こうすると、はっきりした期待は保ったまま、それぞれの都合に合わせる自由が生まれます。
誰もやりたくない作業は回す
浴室の掃除やコンロの焦げ落としをやりたい人はいません。それを月ごとに回せば、いちばん嫌な仕事に誰かが居着くことはありませんし、二人ともその作業が実際に何を含むのかを分かったままでいられます。この「分かっている」が効きます。自分でもやったことのある作業には、不満を持ちにくいからです。
アプリで当番表を組む
冷蔵庫に貼った当番表には、根本の問題があります。更新されず、誰にも知らせず、何が終わって何が残っているかを見せられないのです。
Homsy のようなアプリは、ホワイトボードにはできない形で家事の当番表を扱います。繰り返す作業を特定の人に割り当て、自動でローテーションするように設定し、どこからでも完了の印を付けられます。自分の作業が未完了のままアプリに残っているのがルームメイトにも見えていれば、「忘れていた」とは言いにくくなりますし、向こうが完了の印を付ければ、こちらから確認のメッセージを送る必要もありません。
ルームメイトが二人なら、Homsy は完全に無料です。3 人以上の家庭には有料プランがあります。
本当の利点は記録そのものではなく、守られているかどうかの確認から人間関係の緊張を抜くことです。片方がもう片方に思い出させる代わりに、アプリがそれをやります。誰も取り締まり役にならずに済みます。
電子で家事を記録することについては、家事分担表アプリのガイドをどうぞ。
ルームメイトの家事当番表の例
二人暮らしの部屋向けの、実際に使えるひな形です。住まいと好みに合わせて直してください。
毎週 — A さん:
- 浴室の掃除(便器、洗面台、鏡、床)
- 居間まわりに掃除機をかける
毎週 — B さん:
- 台所の床を磨く
- 台所の天板と家電を拭く
共通 / 気づいた人が:
- 自分の食器は 24 時間以内に洗う
- 自分が汚したところは、その場で拭く
- ゴミがいっぱいになったら出す(誰かがやるのを待たない)
毎月 — 持ち回り:
- 浴室の念入りな掃除(目地、便器の裏、収納の中)
- 冷蔵庫の中の掃除
- オーブンとコンロをしっかり拭く
- 窓とガラスの掃除
必要なときに — 二人とも:
- 共有の消耗品の補充(トイレットペーパー、食器用洗剤、掃除用品)
- 共用の場所の上を片づける
当番表が崩れたとき
暮らしには何でも起きます。誰かが体調を崩し、出かけ、ひどい 1 週間を過ごします。当番表がずれたとき、大事なのはそれをどう扱うかです。
いちばん悪いやり方は、黙って点数を数えることです。抜けた作業を頭の中で数え続け、爆発するまで何も言わない。いちばんよいやり方は、短く具体的に確かめることです。「今週、浴室が終わってなかったみたい。週末までにお願いできる?」重くもなく、責めてもいません。
同じ人のところで当番表が崩れ続けるなら、いまの形が本当に働いているのか、作り直すべきなのかについて、もっと長く話す値打ちがあります。人ではなく当番表のほうが問題だ、ということもあります。
ルームメイトのあいだで家事を公平に分けるやり方は、ルームメイトと家事を分ける方法のガイドをどうぞ。
よくある質問
ルームメイトは、共有の場所をどのくらいの頻度で掃除すべきですか
浴室や台所のようによく使う場所は、たいてい毎週手を入れる必要があります。居間まわりは、1〜2 週に一度の掃除機と片づけで足ります。床磨きや家電の掃除のような念入りな作業は、月に一度か、必要なときで十分です。
ルームメイトとのあいだで、きれいさの基準が合いません
まず、二人とも本当に受け入れられる最低の基準を決めてください。もっときれいなほうがよい人は、それを争いにせず、いつでも上乗せでやれます。目指すのは、期待がまったく食い違っているときに育つ不満をなくすことです。
ルームメイトどうしで、家事の話し合いの場を持つべきですか
最初に短く話しておくのは、値打ちがあります。好みが表に出て、基準がはっきりし、納得も生まれます。何かがずれるたびに全体の話し合いを開くのは、たいていやりすぎです。長い話し合いは、仕組みが本当に働いていないときのために取っておいてください。